397話で加工に出したヘッドを取りに行って来ました!


こちらは面研量3.5ミリのP90ノーマルヘッド
圧縮比は3リッターで10.5〜11ぐらいになるかな?
後は全体的な形状修正と(特にプラグホール回り)
現在未加工のポートを加工すれば完成!って感じです


こちらは修復の為の最小捨て面研のN42ヘッド
バルブはIN45EX38で
残すはオイルストーンでバイト目を修正し洗浄したら
修復完了!なのですが・・・燃焼室容積が小さすぎるので
その辺の修正と合わせ
せっかくなので今風の燃焼室形状に修正予定です
第406話
帰還!
2007.5


過去に戻って 397話で面研に出していたヘッドを
ようやく取りに行きました!

まずは振り返って加工に出したヘッドは
P90の無加工ヘッドと
修復中のN42ヘッドの2つ・・・・

まずP90のヘッドですが
施している加工は今回の面研3.5ミリのみなので
この後の作業予定は
全体的な燃焼室の微修正と(特にプラグホール回り)
ポートの拡大 最後に燃焼室容積を
38cc前後に調整すれば
圧縮比約11:1のヘッドとして(3リッター計算)
使用可能になる予定です
欲を出せば シートリングの入れ替え
バルブ径の拡大等々キリがありませんが
バルブ径はそのままノーマルで
P90の短いバルブから
N42のノーマルバルブにに変更するぐらいで行くつもりです


お次はもう一つのN42修理中ヘッドですが
こちらの方は これで大きな作業は概略終了で
後は オイルストーンでバイト目が消える程度修正して
洗浄すれば組み付け可能となります!
しか〜し・・・・燃焼室容量が小さくなりすぎているのもあって
容積の拡大と合わせ プラグホール回りを
今時タイプに修正予定です
ポートは既にそこそこ拡大済み
バルブの方はIN45 EX38とちょっぴりデカいので
面白そうなのはこちらのヘッド!と言う事で
作業をするなら先にこちら!となりそうです・・・・

まあどちらのヘッドもまだまだ手を入れる必要があって
即戦力!とは行きませんが
また新しいおもちゃが手元に揃ったな〜程度に
チョコチョコ作業して遊ぼうかと思っております・・・・・

ヘッドはこのN42ヘッドで行きます・・・
313話で登場し347話で壊して修理後今回また復活!!
結構古参の愛着あるブツです


燃焼室はこんな感じでアルゴン肉盛り&整形
燃焼室容積38ccで使用するメタルガスケットが
t=1.2なので圧縮比11:1ってトコです


6番を大体オーバーラップさせてヘッド合体!


スライドスプロケはニスモ製でカムは加工の76度
それではバルタイ開始で〜す!
初期測定の後 結局IN EX TDC±109度で
このカムの中心角に決定して様子見・・・・


最後にタペットクリアランスを・・・・・
ご多分に漏れず 0.15きつめとゆるめで取りました
これも始動後再調整ですね


オイルパンは396話で作ったバッフル付きを使用します
そして諸々を取り付けて完成!
おっと忘れてました・・・今回クラッチは
OSシングルを使用します
これでようやく完成・・・
しかし目的の2時間耐久レースは不参加決定・・・・
嬉しいやら悲しいやら・・・・・
第407話
やっと完成・・だけど・・・・・
2007.5


全然作業が進んでいませんでしたが
3リッターエンジン作成の続きです!

先回腰下が完成したので
ヘッドの合体作業に移ります・・・・・

そんでもって 今回使用するのはこのN42ヘッド!
313話で登場し347話で壊して
修理後今回また復活!!
結構古参の愛着あるブツです

仕様的には変わらないので
細かい内容を313話 
修理内容は347話を見て下さい

カムの方は色々と考えましたが
76度加工カムで行きます!

それではt=1.2ミリのメタルガスケットを敷いて
ヘッドの方は6番を大体オーバーラップ状態にしたら
よっこらしょ!っとヘッドを載せます!

ヘッドが載ったら ヘッドボルトを4〜6〜8キロと
トルクレンチで段階的に締めていって
最終確認でトルクを見たらヘッド合体完了!

スライドスプロケはたまたま近くに転がっていた
ニスモ製を使用しタイミングチェーンをかけたら
バルタイの初期測定に移ります!

計測の結果EXがTDC−112.5 
INがTDC+105.5だったので
このカムの位相角は218度
2で割ってIN EX TDC±109度で
このカムの中心角に取ります
後は始動後に振ったり戻したりして様子見ですね

バルタイが決定したら お決まりの
6番で同じ計測をして確認作業・・・・
大体同じ数値で異常が無いようなので
2〜5番のロッカーアームをクランクを
グルグル回しつつ取り付け・・・・・
最後の大きい作業でタペットクリアランスを
0.15きつめゆるめで取って
ロッカーのスプリングを付けたらヘッド回りは完了!

後はエンジンをひっくり返してオイルパンを取り付け・・・
オイルパンは396話で作ったバッフル付きを使用します!
よ〜し!これで完成だ〜っ・・・・・
おっと忘れてました・・・・
今回使用するOSシングルクラッチも取り付けて〜・・・・・

ホイ!3リッターエンジン完成!
そんな訳で急遽勃発したエンジン作成だったのですが
完成したその翌日 このエンジンの使用目的だった
2時間耐久レース参戦が仕事の都合で無理と判明・・・・
目標を失って脱力感に覆われながらも
完成したのにこのまま放置・・・ってのもなんなので
近いうち搭載して火入れをする事に決定しました!

搭載がいつになるかは不明ですが
一応エンジンは完成・・・・って事で・・・・・・・

ドライブがてら砂川の日産ヒストリックカーミーティングに
立ち寄りました!


おっと!ハコすけ殿とここで初遭遇!
これからも各所でお会いする事と思いますが
宜しく御願い致します


第408話
たまにはドライブでも・・・
2007.5


今週末エンジンは完成したものの
使用目的だった 2時間耐久レースもペケ・・・と
なんだかがっかりな感じです・・・・・

しかし バタバタと急いでやらなきゃならない事も無くなったので
たまにはゆっくりヨメさん同伴でドライブがてら
当日砂川PAのハイウェイオアシスで開催していた
日産ヒストリックカーミーティング2007を覗きに行く事にしました!

自宅から三笠までは下の道を通って
三笠から高速に乗ります!

う〜ん・・・・天気は快晴なのですが
強風に煽られて お世辞にも気持ちよくドライブ・・・
って感じではありませんでしたが
のんびり移動すること1時間半で砂川に到着!

到着するや否や お台場のニューイヤーミーティングでお見かけした
ハコすけ殿の2ドアGTを発見!
お隣があいていたようなので すぐさま駐車しました!

お車の方は解っているものの
ハコすけ殿ご本人が解らない為 しばし観察していると・・・・
おっ!ドアを開ける人影が!!
なにげにお声駈けしてようやくハコすけ殿ご本人とご対面となりました!
四の五の取り留めの無い話をしてしまいましたが
これからも宜しく御願い致します・・・・・(笑)

さてさてイベントの方はと言うと
各所のイベントでお会いする方々と遭遇し
今年のショッキングなニュース
赤平北海道クラシックカーフェスティバル中止の話題を中心に
短い間でしたが楽しい時間を過ごす事が出来ました
車の方は多様な車種は集まっておられるようでしたが
ハコスカの参加は居た間では私を含め6台と
ちょっと少なめでした

そんな感じで話をしたり写真を撮ったりしてるうちに
時間も正午をとうに過ぎ
ハラも減って来たので 帰り道に美唄のとりめしを食いつつ
道の駅数カ所を巡って帰宅となりました!

なにはともあれ2007年初イベントと言う事で
今年も楽しいシーズンになればいいな〜・・・
と思う今日この頃でした・・・・

ハコすけ殿のマシーン!
ニューイヤーミーティングから数えて半年
ようやくご本人と初遭遇出来ました
これからもヨロシコです・・・





それでは日産ヒストリックカーミーティング2007で
お見かけしたハコな方々です







問題なく稼働中のソレックス50ですが・・・・


OERの50にチェンジして遊びます!
よーするにヒマツブし・・・
前に装着した時のおさらいで
現在パイロット67.5メイン250エア220ポンプ45になってます


エアはソレックス40資産+アルファ
この時の為に自作した番手の物も含め
130〜250まで10番飛びで揃えました・・・・
メインは先回装着時不調だった悔しさもあって
地道に収集し自作も含んで160〜210までは5番飛びで
210〜290は10番飛び これでOERにも対応完了!
後はパイロット ポンプ ジェットブロックをもっと揃えたい所です・・・・


取っ替え引っ替えなにをやっても不調・・・と嘆いていると
まさ〜し氏が突然訪問!
雑談ののち息抜き後のひらめき?で
ポンプの吐出時間調整のコレをイジって
吐出時間短めにすると若干改善!


まさ〜し氏も帰宅し1人であれやこれやとトライしてると・・
ハコの師匠N氏登場!その後4ドア乗りのS氏も訪問・・・
珍しく来客が多い日です!


N氏の助言で現在のソレックス50寄りのセッティング番手から
ウェーバー50に近い番手に大幅変更!
ありり?今までが嘘のように絶好調になりました!!
ポンプは45しか無いので 当然そのまま・・・
他はパイロット60メイン210エアー220って感じに落ち着きました
ウェーバーは触った事が無い為 全然番手が違っていてビックリ・・・
ソレックスの番手で突き進んでたら
未だに不調から抜け出せなかったかも・・・・
なんにしても好調に!今年はこのOER50で
もっと遊んで見ます
第409話
OER50と遊ぼう!
2007.5


407話での話の通り 急いでやる作業も無くなり
ちょっとのんびりした日を送っております!

このまま車を眺めるだけで 
ダラダラ過ごしてもしょうがないので
取り付け後に不調ですぐさま
ソレックス50に交換し放置プレイだった
OER50キャブで遊んで見る事にしました!

キャブの交換自体はインマニ丸ごと
スロットルもワイヤーでは無くリンケージなので
ぱぱぱっと30分程度で完了です!

さ〜て・・・・・先回の苦い記憶が蘇って来ますが
OER50リトライ開始です!!!

まずはおさらいで現在の番手は
パイロットが67.5
メインが250
エアーが220
ポンプは45
ってな感じになっております・・・・・

まずはこの状態で始動!
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
やっぱり 調子最悪です・・・・・

しかも アイドル状態では何とも無いのに
スロットルを一度開け 閉じた瞬間
オーバーフローに似たような症状が出ます・・・・・
なんじゃこりゃ?????

なんだか変な感じなので
チャンバーカバーを開けてフロート高さを見たり
ニードルまでバラして掃除したりして見ましたが
全然変化がありません・・・・・・
う〜ん・・・・・
一応ジェットも
メインを230まで段落とししたり
メイン各番手でエアーを180〜250に変更するも
あまり目立った効果は無いようです・・・・

八方塞がりでうなだれていると
珍しく来客でまさ〜し氏登場!
今までの経過を話題に雑談をしながら息抜き後
気分を入れ替えてリトライ!

ふと目が行ったのが ポンプジェットの
吐出時間調整スクリューでした!
現在中間あたりになっているのですが
これをイジって見る事にしました!
まずは吹きまくり状態でトライ!

案の定めちゃくちゃ濃いようです・・・・・
それでは吹かない方向に回してトライ!
ん? 若干症状が改善されました
もっと吹かない方向に回せるだけ回してもう一度!
調子良くはありませんが 前よりは良い感じです・・・

あ〜でも無いこーでもないとまさ〜し氏と話しながら
作業を続けているうち まさ〜し氏が都合により帰宅・・・
また1人でもくもくとジェットを取っ替え引っ替え・・・・

そんな事をまた数時間続けていると
外から車の音が・・・・・
誰かと思ったら ハコの師匠N氏登場!
師匠が来たと言う事で 今までの状況と
変化具合をお話して対策を練っていると
またまた外から車の音が・・・・・

これまた誰かと思ったら
たまたま仕事で通りかかった
4ドア乗りのS氏でした・・・・

いつもは1人で独り言を言ったり
1人でトサカに来て叫んで見たり
1人で手やら足やら挟んだ叩いたと
痛い目に遭って見たりと
誰も顔を出さないような僻地ですが
珍しく来客の多い日だな〜と思いつつ
メゲずに作業続行です!

まずは 師匠の助言でチャンバーカバーを開けて
をフロートレベルの再確認と
ニードルバルブの再確認をした後
ここはやっぱり問題無さげとの見解・・・

そして現在のジェット番手を話すと〜・・・・・
「かなり濃いんじゃない?ちなみにウェーバー50だと〜・・・・・」
話を食い入るように聞いて見ると・・・
うわ〜・・・・思いもつかない番手だ・・・・・・

そんな話を繰り広げているうちに
あっと言う間に時間は過ぎて
N氏S氏共帰宅 また1人でもくもくと作業にかかりますが
先程の話を元にウェーバー50に近い番手へと
大幅変更して見ました!
パイロットは67.5から60に
メインは230から210に
エアーはこの時220だったので変わらず
ポンプはコレしか無いので45のまま
この状態でエンジン始動!!!
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
ありり?調子良いみたい・・・・・・
パイロットを変更しているので
スクリューを再調整して
同調も再度確認・・・・・・
この状態でアクセルを煽って見ると〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
今までが嘘のように好調です!!!
パイロットは67.5と60しか手持ちが無いので
この中間と更に薄くした状態は解りませんが
エアー固定でメインを上げ下げした所
やはり210あたりが良い感じ・・・・
エアーはメイン210固定で上げ下げして見ましたが
空ぶかしではあまり変化無しのようなので
220のままにして実走で後日試さないとダメでしょう
それにしても劇的な変化です・・・・・
ソレックス50基本でやってたら抜け出せなかったかも・・・
なにはともあれ このOER50も好調になりました!
せっかくここまで来たので
今年はOER50でもっともっと遊んで見ようかと思っています!

先回に続きOERネタ・・・
今回はOER45で〜す!


見てくれはかっこいいのですが
色んな制約があって大嫌いのSK製マニを交換


そんな訳でマニはHKS製になりました
こんな事をしてるうちに時間切れ・・・・本日終了です
第410話
もっとOERと遊ぼう!
2007.6


今週末は色々と忙しく 
時間をかけて没頭するような作業が出来ないので
前々からやろうやろうと思ってほったらかしだった事を
やる事にしました!

車庫内を見回すと 多種多様のほったらかし作業が転がっていて
なにからどうしてさっぱり手つかずなので
先週のOER50取り付け成功?のゲンを担いで
今回はOER45を触って行く事にします

まずはキャブをゴソゴソと棚から降ろして
台の上に置いてみます・・・・・

う〜ん・・・・SKのマニか〜・・・・・・・
と言うのも このSKマニ
見てくれはかっこいいのですが
いかんせん スロットルシャフトの取り付け位置が高く
スロットルレバーがボンネット裏にぶつかってしまいます
それを回避する為にはスロットルシャフトを短い物にするか
SKマニ専用?のくの字レバーを使わなければいけません・・・・

しかし 手持ちのレバーは皆ストレートタイプなので
このレバーで使う為には短いシャフトで行かないと・・・・
そ〜すると今度はキャブのスロットル開度が全開になりません・・・
おまけに 私の2ドアGTはアクセルがリンケージ式で
シャフト端を回す形になります

しかし前にも書いたようにシャフト自体の取り付け位置が高いので
シャフトを回す為の鍵手位置が
丁度キャブのチョーク位置の出っ張りにごっちんこ!
それを回避する為マニのスロットルタワー中間に
アクセルリンケージ取り付けシャフトがもう一本あるのですが
このシャフトの鍵手を付ける位置があまり一般的で無く
長いアクセルリンケージを作らなければならなくなってしまいます
100歩譲って アクセルリンケージを作ったとしても
余計なシャフトを一本介しているのと
アクセルシャフト→スロットルシャフトが
中途半端なレバー比変換な為
ただでさえ重いGT−Xのリンケージ式アクセルが
さらに重くなるうえ たまーにアクセルが戻らず
引っかかったりもします・・・
う〜ん・・・・・ やっぱり弊害多しです・・・・・・・

そんな訳でまずはインマニの交換です!
交換するマニはどれにしようかな〜・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コイツはどうだ・・・・・・・
・・・・・・・・・コイツもSKだ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あっちにもあったよな〜・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
じゃあコレ!あり?三ーSの刻印・・・ってコレもSKぢゃん・・・・・
・・・・・・・・・・・
ここら辺にもあった気が・・・・・・
立てかけてあったオイルクーラーをヒョイとどけると・・・
じゃじゃ〜ん!HKSのマニ発見!
インマニはこのHKS製に決定!
上手い具合にソレックス44用だったので
キャブ側ポートをリューターで少しさらって45に拡大!

後は諸々のパーツを取り付けて〜・・・・・
ホイ!L6用OER45キャブAssy完成!
そんな事をしてるうちに時間も過ぎてタイムアウト・・・・
本日の作業終了です・・・・・
とりあえず このOER45も
取り付け可能な所まで来ましたが
先回取り付けたOER50も
まだまだセッティングの余地を残しまくりなので
今すぐ交換!と言う訳には行きませんが
いつになるか解らないものの
こちらもそのうちテストして見ようと思っています

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