貰った物 格安だったのでついついまた買った等々・・・
点火系収拾癖は多分一生治りません(笑)


まずはこいつら!
HKSツインパワー旧赤箱と2代目
売ったりまた買ったりを繰り返してますが
傾向的に中回転のトルクが太くなった感じがします
低回転オンリーや 超高回転向きではありませんが
フィーリング的には悪くありません
レース用と言うよりもストリートユース向けだからなのかもしれません
デザイン的には旧赤箱が大好きです!(笑)


こちらもまた舞い戻ってきたジェイコブス マイレージマスターと
ウルトラトルカーコイルで 外観的には二代前の物です
省燃費デジタルCDIで既存各種アナログCDIと比べると
低回転中回転のトルクアップ感は凄いです
このあたりの近代物製品になって来ると
MDI MSD6系以上 マロリー6系以上 クレーンカム6系以上等々
機能的にどれもやってる事がほぼ変わらない事もあって
どれも絶好調で何を付けてもそう変化を感じる事が
難しくなって来ますね

第511話
相変わらずの収拾癖・・・
2009.2


先週のMSD製品に続き
今週も点火系収拾癖が災いしてか
増え続けるノベルティ?を公開です・・・・
と言うか 体がボロボロで
作業をする体力が残ってないだけですが・・・・・・(笑)

他のMSD製品 各種CDI コイル等々
所有中点火系インプレや点火系作業については
こちらをご覧下さい

珍しいモン大好き!(笑)
そして使って実験だ!
デスビ CDI コイル等々etc
Myハコスカ各種点火系倉庫に行く!




コーエイCDIです
こちらはモロCDI的で中回転からがスーっと伸びる感じで
下がダメダメな感じ・・・・・
ウルトラ製品と似た感じですが
赤箱のレース用?なんかもあるので
そちらはまた違った味付けかも?


ジェスコCDI TYPE RALLYです
CDIとしてはかなりいい部類に入ります
どちらかと言うと回転上昇に伴い
どんどん安定して来る感じです
同じジェスコ製で違うタイプを入れ替えて
対比した事は無いのですが
タイプが違っても体感的には変わらない気がします
多分タイプラリーってぐらいだから 
耐衝撃性や耐震性が向上しているのでしょう


中古で買ったニスモプーリー・・・・
格安でしたがそれには訳が・・・


当然ジャンク品!欠けてるから激安(笑)

まずはクラックの進度を見る為ミクロチェックで検査・・・
キー溝に沿ってクラックが進んでいるかと思いましたが
欠け部分以外は大丈夫そうです!


早速修理に取りかかります
溶接棒はニッケル系鋳物溶接用のCIA−2で行きます

割れ防止の為連続で溶接出来ないので 2秒間溶接したのち
内部応力除去の為エアジゼルでピーニングしながら
常温で触っても熱くない程度まで冷まして行きます 
後はこれの繰り返し・・・


最後にキー溝 外周の形を整えたら完成!
ハイチューンエンジンには気になって使う気がおこりませんが
28や街乗り3リッター程度ならこれで十分だと・・・・
第512話
何かやるか・・・
2009.2


最近家庭の事情にて ハコスカ作業をお休み?中なんですが
さすがにこれだけ期間が開くと
禁断症状でイライラして来たので
適当にゴマかしながら時間を作って
出来そうな事をやる事にしました

そんな訳で久々にやる作業とは〜・・・・・
じゃじゃ〜ん!ニスモプーリー登場!
ちなみにこちら ついこの前格安で買った物です
この 格安ってのには当然訳アリで
裏にひっくり返すと〜・・・・
ホイ 割れてます(笑)

この状態では当然使えないままなので
コイツを修復します

まずは クラックの進度を見る為
ミクロチェックで探傷検査して行きます

予想では キー溝の角に沿って
クラックが進んでいるのでは?と思いましたが
欠けてくれたおかげか 欠け部分以外に
クラックの進展は無さそうです

そんな訳でこの部分に肉盛り溶接して行きます
使用する溶接棒はニッケル系鋳物溶接棒の
コベルコ CIA−2を使います

それでは溶接開始!
この溶接棒と言うか 鋳物溶接全般は
ストリングビードにすると2〜3センチ
時間にすると2〜3秒以上溶接を続けて入熱させてしまうと 
自然に割れてしまうので まず2秒程度溶接します
溶接したら 常温にて冷却しつつ
エアジゼル等でピーニングを行い 
内部応力を出来るだけ取り除きます
そうこうしつつ 手で直接触っても熱くない程度に冷えたら
↑の作業の繰り返しで肉盛りして行きます

肉盛りが完了したら 後はベルトサンダーや
やすり等で外周 キー溝を作成して・・・・・・
ホイ!ニスモプーリー復活!
見てくれはイマイチですがこれで使えるようになりました
コイツをハイチューンエンジンに・・・・・とは
修復部分が気になって使う気がおこりませんが
28や街乗り3リッター程度なら十分行ける感じですね

なし崩し的にやった作業ですが少しは気が晴れた感じです
家庭の事情はまだまだ続く予定なので
思い出すと気が重くなりますが
またボチボチと目を盗んでは 何かをやりたいと思います(笑)

欲しいモンはしょうがない・・・・・
HVCプロフェッショナルレースイグニッション PN6601と
このユニット専用コイル PN8250です


難点はこのコイル以外は使えません・・・・
よ〜するにこの組み合わせでしか使用不可・・・
しかもデカいし・・・


実は結構前に既に輸入していて
レブ等の外部制御端子は6T 6N系と同じなんですが
HVCユニットが6600では無く6601の為
接続集合端子が新しい方の6ピンナスカーコネクタです・・・・
まあ切って直接つなげればいいんですがそれじゃあ・・・


そういう訳で6N系用のでコネクタを別にまた輸入・・・・・
コネクタを取り付けると・・・・
6601改6600の完成!とおかしな結果に・・・(笑)
でもこれで使用可能!
第513話
欲しいモンはしょうがない・・・
2009.3


去年あたりから アナログMSDのユニットに
どっぷり浸かってしまい色々な物を
付けたり外したり繰り返していますが
やっぱり頭をよぎるのは「最高」の一言・・・・・

以前に周回レース専用アナログMSDモデルの中で
最高最強だとは解っていたものの
コイルが専用の物しか使えない事もあって
若干躊躇していたのですが
やはり寝ても覚めても頭から離れないので
自分の意志に従い買ってしまいました・・・・・
そのブツとは〜・・・・
MSD HVCプロフェッショナルレースイグニッション 
PN6601&このユニット専用のコイル PN8250です

では眺めていてもしょうがないので取り付けに・・・・
と行きたい所なんですが
実はこのHVCプロフェッショナルレースイグニッションユニット
手に入れたのが新しい方の型番6601なので
接続コネクターが現在の6N系で使っている物では無く
新しいタイプのナスカーコネクタになっております・・・・・

このままコレを切断して直接つなげばOKなんですが
それじゃあなんなので別にまた
6N系のコネクターを輸入・・・・・・

数週間後ようやく届き早速コネクタを変更します
見た目も重要なので自分なりに綺麗にまとめて
ピンとコネクターを変更・・・・
ホイ!
HVCプロフェッショナルレースイグニッションPN6601改
PN6600同等品?の完成!
と・・・なんだかおかしな結果に・・・・
でもこれでようやく 見た目もマシな感じで
使用可能になりました!

それでは早速ユニット変更に・・・・と行きたい所ですが
今日の所は諸般の事情でここまで・・・・
コイルの固定方法をまだ全く考えていませんが
次週あたりにはテスト出来るのでは?と
ほくそ笑んでる最中です
はてさて 何か変化があるのかは乞うご期待!(笑)

諸般の事情で入手からだいぶ遅れましたが
ようやく交換です・・・・
いや・・・その前に交互に比較テストから・・・


うひょ〜!スゲー!!ビックリ!!!
HVCの方が回転の立ち上がりがかなり軽いです
正直ここまで激変するとは思っていませんでした
そんでもって軽い原因は消費電力かな?と思ってアンメーターを・・・
画像左6TN&ブラスターSS 
画像右HVC&専用HVCコイル ※どちらも7000回転固定
かたや9A・・いや10Aに届かんばかり
かたや5A程度・・・明らかに発電量が違います
コイルの違いもありますがそりゃ回転の立ち上がりが軽くなる訳だ・・・・


そんな訳でこちらHVCに軍配!さっさと交換です
本体はコネクタ差し替えだけなのでポンと・・・
コイルはこの辺にビス止めになりました・・・


ブンブンと調子良くエンジンは回るのですが
まだまだお不動さん状態です(笑)
第514話
その結果は・・・
2009.3


さてさて 車とは関係無い諸般の事情で伸び伸びになっていた
MSD HVCプロフェッショナルレースイグニッションPN6601&
このユニット専用のHVCコイルPN8250のテスト&交換に
ようやく取りかかりました!

まずは取り急ぎ交換・・・・の前に 6TNとの比較テストです
まあまあテストとは言っても既に周回レース用の
MSD6系でも上位モデルの6TNに交換済みなので
あまり変化は感じ取れないかもしれませんが
一応やって見る事にします

とりあえず車を計測状態にする為 油温水温を
70度以上に上げていきます
油温水温がOKになったら まずは今付いている6TNの
立ち上がり感 荒く踏んだ時のミスファイヤ感等々
記憶して行きます
大体イメージ出来たら 忘れないウチに
ユニット&コイルの選手交代!
交代とは言っても 集合コネクタの差し替えだけなので
アッと言う間に完了!
それではHVCのテストです
キュキュキュ・・ブォン!
まずは始動・・・これは変わらず(笑)
次に回転の上昇具合を・・・・
あれ?なんだかかなり軽く立ち上がるようになった気が・・・・
まあこれは ワクワクしてるときにありがちな
変わらないけど変わった気がするって事もあるので
後でもう1度やる事にして
お次はアクセルを荒く操作した時のミスファイヤを見ます
これも特に大きな失火等見られず同等かと・・・
お次はレブの効き具合・・・
と言う事でレブに当てて見ますが レブユニット自体は
変わっていないので特に変化は見られず
正常に作動してますね程度・・・・
これで大体終わりなんですが 回転の上昇具合が
やはりかなり軽い感じ・・・・・この状態に絞って違いを見る為 
また6TN&ブラスターSSコイルに戻します
戻したら先程の回転の上昇具合を同じ条件でテスト・・・
あり???やっぱり6TNの方が重く感じます・・・・
コイルの違いもあると思いますが
それだけではこんなに体感出来る程変わらないはずなので
他に何かあるのでは???
そこで真っ先に思いついたのが
消費電力が少なくなってオルタの負担が軽くなったのでは??
と 言う事で回転数を7000回転に固定して
アンメーターの状態を画像に納めます
まずは今付いてる6TN&ブラスターSSから・・・・
う〜ん・・・9Aぐらいでしょうか

それではHVC&HVC専用コイルに交換・・・・
やはり回転の上昇は体の誤差?では無いようで
6TN&ブラスターSSより明らかに軽く感じます
それでは先程の条件でアンメーターをパチリ・・・
結果をデジカメで確認すると〜・・・・
ありり?結構違います・・・・
6TNの方は9A〜10Aに届かんばかりですが
HVCの方は5A程度と小さく見ても4A程の開きがあります
皆さんも1度やってみたら解ると思うのですが
オルタを満充電のバッテリーに直結して
プーリーを手回しするのと
充電済みですが有る程度置いてある物に
直結して手回しするのとでは手回しする重さに
かなり開きがありますので
たかが4A程度とは言え消費電力が増す 減ると言う事は
それだけオルタが発電しなきゃいけない
その逆で発電しなくて良い話になりますから
それ相応にエンジン出力がオルタに喰われる
又は解放される事になります
コイルの違いも大きいかと思いますが
これが 回転の上昇が軽くなった一番の原因かと・・・
大して変わらないだろうとタカをくくっていたのですが
ここまで変わると う〜ん・・・こりゃ凄い・・・・・

そんな訳でテストはHVC&専用コイルに軍配!
さっさと交換しちゃいます!

本体は同じ位置に取り付けてコイルはこの辺にビス止め
ホイ!
MSD HVCプロフェッショナルレースイグニッション PN6601
専用HVCコイル PN8250取り付け完了!

ここでふと思ったのですが
実は各種MSD6系用にもブラスターHVC PN8252と言う
HVCコイルが用意されていて
このコイルに交換すれば この状態にかなり近づくのでは?
と思うのですが いかんせんお値段が・・・・・・・

また欲しい物が一つ増えてしまいましたが
結果良好と言う事で納得しておきます・・・・

まあまあこれでブンブンと調子良くエンジンは回るのですが
車の方はまだまだお不動さん状態です(笑)

今回は自分の車の作業では無く師匠の持ち込んだヘッドを・・・
ガイドを挿入するので非接触温度計で温度が均等に上がるよう
確認しつつジェットヒーターでヘッドを加熱中


うぉりゃ〜!とぅりゃ〜〜! 120度あたりまで加熱したら
ヘッドが冷めないうちに冷え冷えの
横で冷却してあるガイドを取り出しすぐさま挿入!
後ろにはちゃんとやってるか師匠の監視の目が・・・・
なのでいつもの100倍慎重です(笑)
後はこれの繰り返し・・・・
最後に純正規定OSサイズのガイドが1本緩くてダメ・・・
と言う結果でしたが そのガイドと交換に手持ちの
未加工純正ガイドを渡した所で本日終了です・・・
第515話
ヘッドだね〜ガイドだね〜!
2009.4


え〜とととと・・・・
今回は自分の作業ではありません

とりあえず 経緯はおいといて 某師匠が持ってきた
ガイド抜き済みのN42ヘッドのガイドを挿入します

バルブガイドの方は既に OS仕上げ済みなので
後は打ち込むだけの状態です

まずはヘッドの加熱!と言う事で
いつものようにジェットヒーターで暖めます!
その最中は 非接触温度計を片手に
ヘッドが歪まないよう 均等に温度が上昇して行くように
微妙にアッチを暖め コッチを暖めしながら
大体120度あたりまで加熱して行きます

加熱出来たらヘッドが冷えないうちに
横のクーラーボックスの中で冷え冷えになってるガイドを
師匠から手際よく受け取りくれぐれもINとEXを間違えないように 
すぐさま挿入!

人のヘッド・・・・いやいや お世話になってる師匠が
持ってきたヘッドと言う事もあって
作業はいつもの100倍慎重&真剣です(笑)

後はこの行程の繰り返しでどんどん挿入して行きます

最後に一カ所だけ 純正規定OSサイズのガイドが
緩くてダメ・・・・と言う結果でしたが
とりあえず手持ちの未加工純正ガイドを渡して
本日終了となりました

なにはともあれ 諸般の事情で
なかなかじっくり車遊び出来ない日々が続いているのですが
久々に車関係の作業に没頭して
楽しい1日でした!!

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