日帰り旅行にGO!


旅立ち前の状態!
現在面研1?1.5ミリ??

燃焼室は現在こんな感じ・・・
それでは「行って来ま〜す!」


「ただいま〜!」
さらに2ミリ面研で
文字はこんな感じになりました


燃焼室はこんな感じに・・・
第266話
日帰り旅行・・・
2005.3


さてさて 先週燃焼室の容積を量った所ですが
その話を某氏に電話すると 
「ハコ馬鹿君!今すぐにでも面研やりたいんでしょ?」
即答で「ハイ!(笑)」
そんな訳で 今週は ヘッド日帰り旅行で面研に出しました!
ちなみに面研量は2ミリです
午前中に持ち込み 午後には完成の連絡・・・・

速攻で取りに行って見ると〜・・・・・
う〜ん・・・削ってありますね(笑)
とりあえず 今日の所は 眺めて終了・・・・・
今週は仕事が忙しく 進めるヒマも無さそうなので
来週あたりは 燃焼室容積の再測定をしたいもんです・・・
さてさて念願の容積に近づいているか 乞うご期待!

容積測定の準備です!


その前にこの辺のバリがあるので・・


バリ取りです


ではでは容積測定!
グリスを塗って〜・・・


測定!!!果たして容積は?
第267話
容積測定U!
2005.3


最近ヘッドネタが続いていますが
またまた今週末も引き続きヘッドです・・・
と言う事で面研後の燃焼室容積測定です!!

測定の前に 加工しっぱなしなので バリが出た状態・・・・
まず バリ取りから始めます・・・
とは言っても バリ取り用ピックツールで
落として行くだけです・・・(笑)

ホイ バリ取り完了!

それでは 測定準備!
当たり面に水漏れ防止のグリスを塗って〜・・・・
バルブを付けて〜・・・・・
アクリル板を載せて〜・・・・・
測定開始です・・・と・・・その前に面研以前の容積のおさらいを・・・・

面研以前だと 燃焼室の容積が38cc(注 既に1〜1.5ミリ面研済み)
でしたので圧縮比は
燃焼室  =38cc
ガスケット=6.3585cc
リセス   =4cc
合計48.3585cc
LDクランク L14コンロッド 今回使用予定ピストンの組み合わせで
単気筒容積が=516.092755cc
516.092755÷48.3585=10.6722242
と言う事で圧縮比は大体10.5:1でした
目指している圧縮比は13:1なので
約8.6cc減量出来てるといいのですが・・・・

では測定です!

ゆっくりエア抜きしながらこぼさないよう注入!
え〜っと・・・・50ccから 22ccまで減ったから〜・・・・
燃焼室の容積は28cc!
と言う事は〜ガスケット1ミリで〜・・・・

28+6.3585+4=38.3585

圧縮容積が516.092755なので割ることの〜・・・・
516.092755÷38.3585=13.4544561
大体13.5:1・・・・あり・・・
ちょっと行き過ぎたか?
ガスケットを予定の1ミリから1.2ミリに変更すると〜・・・・
9×9×0.12×3.14÷4=7.6302
28+7.6302+4=39.6302
516.092755÷39.6302=13.0227139
う〜ん・・・t=1.2ミリのガスケットを使えば13:1になりますね!

まあどちらにしても圧縮比14までは行って無いのでOKでしょう!
かなり削ってるので タイミングチェーンのたるみ対策や
バルブ突き出し量等々考える事が多いのですが
この状態で行こうと思います!
ともあれ ヘッドの加工は概略終了・・・・・
お次は バルブの摺り合わせ等々 組み立てに入る予定・・・・
頑張るぞ〜〜〜〜!
第267.5話
容積計算U・・・の訂正
2005.7

お恥ずかしい限りで某氏からのご指摘により
圧縮比の計算方法を間違っていました・・・・・
上には圧縮容積÷燃焼室容積となっていますが正解は
(圧縮容積+燃焼室容積)÷燃焼室容積となります・・・
と 言う事で実際に計算しなおして見ると〜・・・・・
(516.092755+38.3585)÷38.3585=14.4544561
約14.5:1!!うっひゃ〜〜どうりでバキバキノックしてるわ
セルは回らないわ・・・・これが原因です!!
さてさて このヘッドも結局の所289話で修理待ち?状態になったのですが
これを適正に使用するとなると〜・・・・
1.6ミリのガスケットを使った場合
(516.092755+42.1736)÷42.1736=13.2373417
これで目標値の13:1で
2ミリのガスケットを使った場合は
(516.092755+44.717)÷44.717=12.5413099
なので12.5:1となります!
どうせやるなら13:1 そんな訳で 直した暁には
1.6ミリのガスケットで組む事にしましょう・・・・
トホホな今日この頃でした・・・・

カムのプロフィールを見てみます・・


加工カムその1です
では測定・・・・


そしてその2も測定・・・


まず誤解を招かないよう注釈を・・・
今回 カムを直接測定したのですが 
これはカムプロフィールのデータとしては誤りで
本来はエンジンに取り付けた状態か
ヘッドを全て組み付けた状態で 
クランク角度を基に実際のバルブリフトを測定し
右のようにデータ化するのが正解です
今回の測定だと 
ロッカーアームのレバー特性や
バルブステム長さ 
ロッカーガイド高さなどから変わる
レバー比などが反映されないので
完璧なカムプロフィール図の
作成だと間違いになります・・・
しかしながら大まかな
カムのデータは取れますのでこれを基に
取り付け時のクランク角度を算定し取り付けた後
再度バルブタイミングの測定となります
第268話
カムを知ろう!!
2005.4


ヘッド回りの作業ですが 残すはバルブの摺り合わせと
カムを選べば 組み立て出来る所まで来ました!
と言う事で 今日は今回使うカムを内定しようかと・・・・
しか〜し・・・正体のハッキリしたカムなんかは
貧乏人なだけに持ち合わせていないので
格安で買った加工品の中で 見た感じ良さそうなヤツの
カムプロフィールを見てから決める事にしました!
そんな訳で カム山を見た感じ今回の3.1仕様に組むと 
面白そうなカムを2本程選びます!

それでは測定!
ヤゲン台の上にカムを載せて〜・・・・ダイヤルゲージでグルグルと〜・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・
1本測定完了!
それではお次のカムを・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
これまた測定完了!
一応比較用でノーマルらしきカムも測定して〜・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
これでデータが揃いました!



まずはその1のデータ


そしてこちらはその2のデータ



こちらはノーマル?らしきカム

色々と書きましたが 今回の結果はこんな感じになりました!
小さくて見え辛いと思いますが 縦方向が カムリフト(1センチ升1ミリ)
横方向が 排気側カム山 作動始めを0°としたカム角度
(1センチ升10°「クランク角度の場合この2倍」)
になってます・・・・・
一応タペットクリアランスを0.25mmで考えると〜・・・・
1番目のカムが70°カム(クランク角度で作動角280°÷「日産係数」4)
レバー比をノーマルの1.45で計算すると11.6ミリのバルブリフトとなります
2番目のカムが79°で
こちらも1.45計算だと12.325リフトとなりました
1番目のカムは穏やか過ぎる気がするので
使うのは2番目のカムに決定!
見た感じで面白そうなカムに決定しただけに
無駄な時間だったかもしれませんが
実際のバルブタイミング測定の材料になると言う事で・・・・・

頂き物です・・・


ただひたすら磨きます・・・


実質作業時間9時間・・・・
腱鞘炎になりそうです・・
第269話
磨く!!
2005.4


先日所用でハコスカ乗りのN氏宅におじゃました際
車庫の端に転がっていたファンネルを発見!
鉄製の為 かなりの錆が・・・・・
するとN氏「使わないからいるなら持って行ってもいいよ!」との事・・・
当然ありがたく頂く事にしました!!

翌日・・・当然磨きに入ります!!!
作業的には何の説明もいらないですね・・・
ただただヤスリで磨くだけです・・・・
シコシコシコシコ・・・
シコシコシコシコシコシコ・・・・
シコシコシコシコシコシコシコ・・・・・
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ・・・・ (しつこい?)
なんとか使用可能な所まで磨きました!!
朝から磨き初めて 9時間ぶっ通しで磨いてました・・・・
腱鞘炎になりそうです・・・と言うかなったかも・・・(笑)
とりあえず使用可能になったので ファンネルの付いてない
もう1つのソレックス44に使用予定です!
時間を費やした事もあって 愛着が沸いたので
3.1完成の暁には 間違いなく装着でしょう!

某クションにて購入!


やっぱりぶつかりました・・・


この2本を入れ替えれば
なんとかなりそうな・・・・


5番6番カットです!


溶接はヘボいですが
入れ替え完了!

第270話
等長タコ足!
2005.4

先日 某クションにて等長タコ足を衝動買いしてしまいました・・・
画像から見た曲がりの方向は ハコスカに付きそうな気がしましたが
早速取り付けて見ると〜・・・・・・
案の定当たりますね・・・・・

う〜ん・・・・この曲がりだと〜・・・・
4番と5番をなんとなく入れ替えれば付くかも!
とりあえず 加工しない事には 付く気配が無いので
ブッタ切ります!!
6番の方は 集合部上に付いていた物を
下に延長して〜・・・・・
5番の方は元々の管と 頂き物の端材を使って
余裕のある後ろ側でUターンさせて集合部上に来るよう・・・・
なんとかパイプが出来ました・・・・
そんでもってこれをアルゴン溶接して〜・・・・
と行きたい所なんですが 機械を使わせてもらえるはずも無く
普通の溶接機にステン用の電棒で溶接・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・
見た目はスパッタが飛びまくりで小汚いですが
完成しました!
あてがって無いのでなんとも言えませんが
多分当たらないでしょう・・・・・・
すぐさま装着して確認したい所なんですが
2週間程 仕事に出てしまうので
取り付けは今月末あたりになりそうな予感・・・・
上手く付いてくれるといいのですが・・・・

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